プラ子、旅する。アフリカ行って幸せ力ついた![前編](対談 栗山 さやか 氏 × 福田 淳 氏) | Talked.jp

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プラ子、旅する。アフリカ行って幸せ力ついた![前編](対談 栗山 さやか 氏 × 福田 淳 氏)

ストーリーの強さ

福田:今まで会ったことない人のために、どうしてそこまで出来るのか?っていう自問自答することがあります。それはどうしてかって言ったら、やっぱり元々の生き方、そのストーリーが強かった。僕のモチベーションはそれしかない。ブログの文章がうまいか下手かって関係なくて、体験してるストーリーが強かった。さやかさんがボランティアでナースの仕事をやっていたときに、友達になったアフリカのお子さんがナースの仕事している最中に遊ぼうよって来て、「ちょっと今、やることあるから待ってね」って言って、終わったら亡くなっていたって話しがあったじゃないですか。

栗山:はい。

福田:何かもう、悲しいとか、泣きたいとかじゃなくて衝撃を受けますよね。すごく淡々と描かれていたから。本物の話で、もうビビりましたね。そういう世界の広さに対する自分のイマジネーションの欠如に。

「わたしの所も寄付して下さい」ってたくさんの方からお声がかかります。でも、やれるものしかやらないし、できない。 「どうして支援してくれないんですかですか」って言われますが、すべて出来ないし、僕は東京にいておいしいもん食べて遊んだりしていることを罪悪だと思ってないんですよ。だけど、たまたまの縁でかかわりを持てて、共鳴する要素があればやるんです。 自分の中で全く不整合が起きていないです。そういうふうなバランスを取っているから何かを継続してできるんだと思います。というのも、僕はボランティア疲れして、本人がちっとも幸せそうじゃない人をいっぱい見ているんですよ。オルタナティブ(他の選択肢)がない状態で盲目的に何かやっているんですよね。これいけないんで、いい意味で余暇でやるべき。