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ライフシフト - 寿命100年の時代をどう生きるか Talked.jp

僕らはライブラリじゃなくてライブだから

福田:安藤さんが今度作る会社「ライフシフト・ジャパン」は株式会社ですよね。収益としては…。*現在、すでに設立済み

安藤:最初はライフシフトの概念を広げるために広く一般向けの講演や出版になると思います。その後は対象・テーマ別にセミナーを細分化してやっていく。後はネットでC to Cのビジネスモデル作りたいですね。

福田:本題から外れるかもしれませんけど、日経BPの柳瀬さんから、日暮里にパンと本屋を合体させたお店をつくった女性の話を聞いたんです。何でパン屋の中に本屋かつくったのって聞いたら、日暮里って30分で成田行ける、第2の品川だと。その次には、コーヒーと本屋じゃみんな帰らなくて収益性が悪いから、図書館じゃないんだから、パンなら温かいうちに買って帰りたくなるので滞在時間も短い。しかもパン食べる人と本読む人のターゲットが一緒だって言うんですよ。どちらも60代。60代は1日2食パン食べる人が多いんですって。彼らの小学生時代がの給食がパンだったので。

安藤:確かに。

福田:パンってデパ地下のすごいブランドのものよりも、近所の焼きたてがいいんです。だからパン屋と本屋、これしかない、と。すごいはやっていて、これから3店舗ぐらい出すって。その人、天才じゃないかなと思って会いたいんです。

安藤:ライフシフターですね。

福田:この対談は「talked.jp」っていう、自分の好きな人に会って勝手に話すっていうサイトやらせてもらっていて、人から頼まれて対談も出るじゃないですか。そういうものも二次利用させてもらっているんですよ。そうすると、いろんな人と話したものがライブラリになっていて、皆さんの紹介もするんですけど、自分の多様性も表現しているんですよ。それ、大事でね。

安藤:いろんな引っ掛かり、フックが生まれますね。

福田:ただ、一緒にしたら怒られちゃいそうですけど、安藤さんと僕は歳とった時に、国から何か賞をもらえないんですよ。あれは、同じことを30年間やって極めた人が、じゃあ、総理大臣賞やろうとか、国民栄誉賞やろうとかなるんですね。

安藤:文化勲章とか超無理ですね。

福田:ホームランもあれだけ打ったらあげなしゃーないなと思うんですけど、9回転職していたら、もう駄目ですよ。今までの実績で、駄目な人(笑)。

安藤:駄目な人カテゴリー。

福田:僕らの仕事はライブラリーされることじゃなくて、ライブで瞬間的にみんなに見せることがメインですからね。ライブで楽しんでもらうしかない。

安藤:そう、アーカイブしちゃ駄目なんです。

福田:明日もこの人たちはバット振っているよって感じを出すのがいいのかなと思って。

安藤:あぶさん、みたいっすね。

福田:あと、10年ごとに変わんなきゃいけないって考えています。20代のときは東北新社で残業の連続でしたけど、仕事ってこうなのかって、もう楽しくてしょうがなかった。30代でハリウッドの映画会社行って、こんなおバカなのかって、これも楽しかった。40代で起業して会社経営って簡単だなと。52歳になっちゃったんで、ちょっと遅くなったけど、また1人になろうと思ってね。宣言します、年内に。

安藤:大期待です。

福田:会社ってやっていて楽しいですけど、やっぱりちょっとどこかで飽きてきちゃいますよね。やっぱりソロがいいかなと思うので。安藤さんの気持ち、わかりますよ。

安藤:飽きるってグッド!イノベーションに繋がるので。

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