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多様になった「働き方」

デザイン経営時代のブランディング 会社を50代で辞めて勝つ! 逆算のキャリア戦略 ~WASEDA NEOトークセッション~

「フリーランス」という言葉に、僕はすごく憧れを持っていました。「自分で生きていく」ということですね。昨年、日経新聞に掲載された『ランサーズ』*の広告を覚えておられる方もおられるかと思います。「もう会社で採用するのはやめましょう。ランサーズは、日本中からいろんなスキルを持った方をフリーランスとして皆さんの会社に紹介していきます。皆さんはそれで生きていくんです。高スキル人材を即発注」。このボデイコピーがすごく話題になりました。いわゆる「ギグエコノミー」「ギグワーカー」という流れは、若い方だけではなく、むしろ高齢者のほうが向いてるのかなと僕は思ってます。若い方はあまり調子に乗ってこういうことをやっていると、厚生年金がもらえなくなっちゃいますし、やっぱり会社ってありがたいところがあるんです。だけど我々は、50代まで働いていますとそれなりに厚生年金も払っていますので、フリーランスになる環境も整い始めてきているのかもしれません。 シニアの方だと、最近は地方に行く人もいますよね。地方銀行が大企業の管理職、特に人事・総務系の方を重宝するようなんですが、地方の企業にそういった方を紹介して、地方で活躍できるベンチャーをサポートする。役職が高い方になりますと顧問として働くという選択肢もあります。だいたい6割ほど、仲介手数料を抜かれますよね。50万の給料だとすると、20万ぐらいが手元に入る。それでも2社3社顧問をやっていると、50万、60万という月収にはなるという、最近はいろんな働き方が増えてきたと思います。

*「ネットで最短即日発注」ができるフリーランスプラットフォーム。仕事を依頼した企業と、仕事をしたい個人がインターネット上で個別に契約し、打ち合わせや納品までインターネット上で完結できる。

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