「食べチョク」創業者に聞く、一次産業×ITが解決する社会課題とは?

「食べチョク」創業者に聞く、
一次産業×ITが解決する社会課題とは?
(前編)

編集・構成:井尾淳子
撮影:向井渉
日程:2021年7月1日

秋元 里奈(写真/左)

1991年1月21日神奈川県相模原市出身。一次産業ベンチャー「ビビッドガーデン」代表取締役社長。住宅街にポツンとある野菜農家で生まれ育つ。相模原高校、慶應義塾大学理工学部を経て、2013年に株式会社ディー・エヌ・エーに入社するが、荒れ果てた実家の農地を目にして起業を決意。16年には一次産業ベンチャー「ビビッドガーデン」を創業し、翌年には産直通販サイト「食べチョク」を開始。その後20年に6億円の資金調達を実施し、同様のサービスの中で認知度がNo.1に。『Forbes』の「アジアを代表する30歳未満の30人」に選出。TBSの報道番組『Nスタ』にレギュラー出演中。著書に『365日 #Tシャツ起業家 「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘』(KADOKAWA)がある。
https://vivid-garden.co.jp

福田 淳(写真/右)

スピーディ・グループ C E O
金沢工科大学院 客員教授 / 横浜美術大学 客員教授
ソニー・デジタルエンタテインメント社 創業社長
1965年 日本生まれ / 日本大学芸術学部卒
コンサル業務以外にも、女優”のん”などタレントエージェント、ロサンゼルスを拠点としたアートギャラリー運営、不動産事業をはじめ、中国の新経済特区マカオをベースとした日中エンタメ開発、エストニア発のブロックチェーンを活用したNFTビジネス、企業向け“AIサロン‘を主宰、沖縄でのリゾート開発・ハイテク農業、日本最大のeコミック制作、出版業など活動は多岐にわたる。
カルティエ「チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー」、ワーナー・ブラザース「BEST MARKETER OF THE YEAR」など受賞。著書、講演多数。
公式サイト:
http://AtsushiFukuda.com

仕組みとしての「農業」に挑戦したい

福田:今回ゲストにお迎えしたのは、2020年以降、会員数が40倍超という、急成長中の産直通販サイト「食べチョク」を運営する秋元里奈さんです。今日はありがとうございます。よろしくお願いいたします。

秋元:こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

福田:今日は初めてお目にかかることが出来て、本当に嬉しいです。僕は3年前にスピーディという会社をたち上げました。企業のブランドコンサルタント、タレントのエージェントや海外でのアートギャラリー展開などを主な生業としているのですが、今年からなんと、急に沖縄で農業を始めることしました。秋元さんのことを何かの記事で拝見して、本当に全国の農家を足で歩いていらっしゃる感じが伝わってきて、「会いたい!」と思っていて、実現したわけです。

秋元:そうでしたか。嬉しいです。ありがとうございます。

福田:僕は今、頭の中が完全に農業になっているんです。といっても、それはあくまでも「仕組み」としての農業です。例えばバオバブの木(アフリカ・マダガスカルなどに分布)というのは、苗で買うと大体1本数千円くらい。輸入するのは大変なんです。1年で1メートル伸びるので、3年で3メートルになります。そして、それくらいに成長しているバオバブの木は、地方の富裕層に人気で、1本大体100-200万円くらいするわけです。100本で時価総額1~2億円ですよ(笑) 。まあそういうバブルっぽい話は置いといて、ビジネス(産業)としての農業を考え続けています。

秋元:そうなんですね。バオバブの木、初めて聞きました。色んな角度から農業の業界に参入される方が増えるのは純粋にとても嬉しく思います。

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