「アートを通じたファンドレイジングの可能性」世界ポリオデー・アートフォーラム 2016 (Art Forum 2016 in World Polio Day)

「アートを通じたファンドレイジングの可能性」
世界ポリオデー・アートフォーラム 2016
(Art Forum 2016 in World Polio Day)

構成: 福田千津子 撮影:越間有紀子

日程:2016年10月25日

場所:アンカースター株式会社ラウンジ

主催:一般社団法人ジェイ・アイ・ジー・エイチ

協力:ビル&メリンダ・ゲイツ財団
世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟
日本リザルツ

坂之上洋子氏

経営ストラテジスト/作家
ニックネームは「よーこさん」
国際機関、上場企業、官庁、大学、社会起業家/NGO/NPO/へ「どうすれば、社会に良いインパクトを与えることができるか」をキーワードに経営やコミュニケーション、ブランディングの戦略構築をしている。

福田 淳氏(写真左)

ソニー・デジタル エンタテインメント 社長
1965年生まれ。日本大学芸術学部卒。アニメ専門チャンネル「アニマックス」など多数のニューメディア立ち上げに関わる。(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント バイス・プレジデントを経て現職。

ポリオワクチンをテーマに、世界の著名なアーティスト38組が制作したThe Art of Saving a Lifeのアート作品

司会:株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント代表取締役社長の福田淳さんによるプレゼンテーションと、JIGHアドバイザーで作家の坂之上洋子とのトークセッション、アートとワクチンの力、ファンドレイジングの歴史に移らせていただきます。福田さん、坂之上さん、どうぞよろしくお願いいたします。

福田:皆さん、こんばんは。よろしくお願いいたします。

坂之上:こんばんは。よろしくお願いします。

アート大好きなアナログ人間。
社会貢献やっているという気張ったところはない。

福田:ポリオデーアートフォーラム2016は、「アートを通じた社会貢献」が一つのテーマになっています。きょうは私を選んでいただいた理由の一つに、これまでアートを通じた社会貢献というのをやってきた経緯があり、お話しさせていただくことになりました。

坂之上:この社会貢献とアートという業界の中で多分一番活躍されている社長さんだと思います。

福田:社名が「ソニー・デジタル」といってデジタル付いてるんですけれども、僕自身はアート大好きなアナログ人間で、いろいろな活動もアート好きっていうところから入ってるので。あと、社会貢献やってるっていうような気張ったところはないんです。
世の中には美しいものがあって、その反面、苦しいこともたくさんある。その格差を自分のアイデアで是正できないかというところから始めて、今に至ってる感じです。
 今回このお題を頂戴したので、自分なりに「こんな歴史の流れの中にいるんだな」っていうことを勉強しようと思ってスライドを作ってみました。

坂之上:本当は福田さんだけが、ここでプレゼンテーションをする予定だったんですよ。だけど、なぜか「洋子さん、途中で突っ込んでいいよ。その方が面白いから」って言われまして、ここにいます。(笑)

福田:「アートを通じた社会貢献」というテーマがむちゃくちゃ難しいんですよ。聞いてて面白い方が良いですし・・。(笑)というわけで、そろそろ始めますね。

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