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ライフシフト - 寿命100年の時代をどう生きるか Talked.jp

趣味がない人ほど、テーマを与えてあげると必死で頑張る!?

福田:社会って勉強になりますよね、想像以上の人がいるから。いい人も悪い人も。

安藤:ライブですよね。

福田:うん。世慣れしているというか遊び慣れている人だと、これよけないと殴られるみたいなこととかね。

安藤:そう。いなせるんですよね。

福田:去って行く背中に向かって「ちょっと!」って引っ張って友達になるとか、そういう感じを・・・。

安藤:それ、ライフシフターのスキルなんですよ。

福田:一番のスキルは五感をフル活用してますかっていう。

安藤:五感(視・聴・嗅・味・触)を鈍らさない生き方・遊び方が大事ですね。

福田:僕なんか敏感だから、ハンカチ落とししたら、毎回自分が落とされたんじゃないかって探ると思うんですけど。それをのんびりしていられるって、どういう若者なんだと思う。賢い若者と何とかと言いますけど、結局、われわれ中年とそんな変わんないかもしれませんね。

安藤:僕ら世代も昔は「新人類」とか言われてたくせにね。それが頭固くなって、「最近のさとり世代は」って言っている50代見ると、「何言ってんだよ。俺たちも昔、上に対してブーブー言ってたじゃん」って。世の中変わるってことですよ。たばこ、昔、職場でパカパカ吸ってたのに、今、誰も吸わなくなったでしょ。20年で変わるんですよ。

福田:18歳の時に友達と一緒にサイパン行ったときに、安い旅費しか出せないから、台北経由の中華航空で行ったんですよ。機内で14~15歳の中国人の子どもが全員たばこ吸っているんですよ。もう目開けられないぐらい。

安藤:働き方改革もあと15年ぐらいしたら、「昔そういえば長時間労働とかあったよね」とか、絶対そうなっているんですよ。今はまだ過渡期だから、みんな、どうしたらいいんだと悩んで呼ばれるんだけど。いつも言うんですよ。「早く帰る自体が目的じゃない。早く帰って、何がしたいかをまず考えましょう」と。

福田:10時でも遅いと思います。そんな時間に帰ってどうするんですか! っていうのを調べたら、また新たなもの出てくるでしょうね。

安藤:それはやろうと思っているんですよ。パパの場合は育児ってなるんだけれども。育児終わっちゃった人とかに何が必要なのかなってね。

福田:テーマ広がっているんですよね。待機児童の問題とか育児とか、言ってみれば3年ぐらいの話をテーマにしていたのを100年にしようって話だから。

安藤:そうなんですよ。イクメンの次はイクボス、イクジイ、そしてケアメン?ケアする男性介護者のコミュニティーとかやろうかなと考えたこともあるのですが、ちょっと明るい話がないので。ほかに何か楽しそうな切り口ないかなって探していたら、ライフシフトが来たんで、これはと。

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