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カッコいい50代になろう

会社を50代で辞めて勝つ! 逆算のキャリア戦略 ~WASEDA NEOトークセッション~ Talked.jp

福田:でも、高田さんみたいなスマートな考えで、割り切ってパッと行動できる人は少ないのではないでしょうか。

高田:僕も気が弱いんですよ、こう見えて(笑)

福田:そうなんですか?(笑)ただですよ、先ほども本当に驚きましたけど、高田さんの1週間というのは衝撃でしたね。こういうことが、早稲田NEOの講座で明らかになったのは初めてじゃないですか。これは知られざる世界だと思います。まあ、フリーランスになるとたしかにそうなんですけど、会議がない。それって大きいですよね。会社って…。まあ、毎日会議やってますよね。実労働時間の中で会議を減らせば、残業全部なくなるんじゃないか?っていうくらいやりますよね。でも一旦フリーになってしまうと、午前中は情報収集でのんびり。打ち合わせして、ちょっと時間があるときは歩いて。…僕は、カラオケボックスでは、本当にカラオケで歌ってらっしゃるのかと思ったんですけど(笑)

高田:実は最後、3曲くらいは歌います(笑)精密採点で90点をなんとか取ろうと、最後ちょっと歌うんです。最後は歌うんですが、基本的には仕事をして、だいたい1時間半で、最後の20分くらいは一応歌う。

福田:面白い(笑)僕はこの本のタイトルが素晴らしいなぁと思って。「辞めて勝つ」って、とても印象に残りますよね。「勝つ」=「前より給料いい」と捉える人が現れるのもわかりますけど、「勝つ」っていうのはやっぱり精神衛生上よくて。自分でやったことに対して、風を感じて生きていける毎日っていうことでしょうね。

高田:そうです。まあ、いろんな生き方があると。若い人と一緒に仕事をして、居眠りして陰口叩かれても「全然気にしないよ、べつにいいよ」っていう人も中にはいますし。でも、それだとちょっと嫌だな、やっぱり何か役に立ちたいという方もいますよね。でも会社の中にいて役立つ方法もあるし、外へ出て、会社以外の人にとって役立つ方法もあるし、いろんな方法があるよっていうこと。要するに、僕らの上の世代は本当に選択肢があまりなかった。でもこの時代に及んで、辞めるという選択肢を持ってもいい時代になったかなと、僕は思うんですよ。

福田:50代はちょうど端境期で、働き方改革の要かもしれませんね。僕はロサンゼルスに本社がある会社にいたのでアメリカのことがある程度わかりますが、感覚的にアメリカは人事制度が10年早いんですよ。ロサンゼルスから海のほうにちょっと行った所にレドンドビーチという素晴らしい所があって、シーフードがいっぱい取れるんです。平日に行きますと、60代くらいのハゲたかっこいいおじさんと、ブロンドの30代くらいの女性が優雅に蟹を食べたり海老を食べたりしてるんですよ。と、いつもいるんです。同じ人ではないんですよ。「どういうことなんですか?」って聞くと、大体デイトレーダーで年収1千万円くらい収入があって、それなりにリッチに暮らしていて、ビザが欲しい30代のヨーロッパの人たちと結婚して楽しく暮らしてるっていうことなんですね。

高田:なるほど~。

福田:こんなかっこいいライフスタイル何だろう?と思ったんですけど、高田さんの本を読んだときに「辞めて勝つ」という言葉をちょっと思い出して。こんなにかっこいい50代、60代の過ごし方が、ここから来るかもしれないなと思いました。

高田:そのビーチの方たちの生き方は、なんか本当に勝ってる感じしますね(笑)

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