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たった10万人のユーザーを獲得できればいい

音楽シーンにイノベーションを起こそう!~AI作曲SOUNDRAWの可能性  Talked.jp

福田:第1フェーズは海外進出。第2フェーズはどうでしょう?

楠:第2フェーズは、ビジネス的な話になっちゃうのですけど、8万人から10万人のユーザーが獲得できればと。月々平均2980円から3980円ぐらいのイメージで、「作り放題、ダウンロードし放題」というモデルを作りたいと考えています。

福田:30ドルから40ドルぐらい。

楠:そうです。それぐらいの価格だと無理なく払えるので、皆さん利用してくれると思うんですよ。動画クリエイターって、今1800万人突破して、世界中にいっぱいいるんです。そのうちたった10万人獲得できれば、「これはいったな」と思うので。

福田:いくでしょう。

楠:でも今は、プロダクトが仕上がる前に広めると、失敗するんですよ。なのできちっと「これはいくで!」というところまで仕上げて、満を持して広められたらと。

福田:今回の投資で「いくで!」というプログラミングを完成させる感じですね。 今は何人ぐらいで作業を?

楠:今は作曲家2名と僕です。で、プログラマーはCTO周りとウェブ。全部で5人ですね。

福田:いい感じの人数ですね。完成したら、有名アーティストが使ってヒットが生まれたら完璧ですね。

楠:それはえらいことになりますね。

福田:そのヒットってね、どうやって出すのかというのは専門領域なのですけど、一番単純にいうとCMソングなんです。あれはリピートするから。
普通、企業が広告出す目安として、3000GRP※(※GRP: Gross Rating Pointの略。延べ視聴率のこと。)きらいの広告投下をします。1%で100万人見るので、単純に30億回聴かれることになります。
なんだかんだネット時代とはいえ、いまだにテレビが一番インフルエンスあるメディアなんですよ。だからメルカリの山田進太郞さんでも誰でも、デジタルを知り尽くした経営者が何を宣伝メディアに使うかといったら、アフィリエーションでもリスティングとかネットメディアでもなくて、テレビCMです。テレビCMって、いきなり出せないじゃないですか。だからこれはもうタイアップ戦略でいくしかなくて、使われた曲がヒットしたというストーリーが1個あれば、まず間違いなく流行るんです。それには1人と組んでも駄目なので、何人も、いろんな人に使ってもらわないとですね。

楠:そうですね。

福田:でも、僕は出来そうだなと思いますよ。

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