Spiralclubとコラボ! アイデアで環境問題を解決しよう
イアン:じつは僕、福田さんに相談したいことがあるんです。環境アクティビストとして活動していく上で、チャレンジしてみたい事業というか、プロジェクトがあるんです。それ、福田さんがインスピレーションになっているんですよ。なぜかというと、悪く受け取っていただきたくないんですけど、福田さんは飛行機によく乗られるじゃないですか。僕は気候変動のリサーチすやっているので知っているんですけど、フライトっていうのが個人の領域では、CO2を一番、排出する排出源なんですよ。
けど僕も世界を旅するのが大好きで、アラスカにも行ったし、ツバル島にも行ったし、今年は中米あたりにいこうかなと思っていて。だから飛行機に乗るのがよくないっていうふうにはしたくない。逆にフライトすることによって、何かが守られるっていう仕組みができないかなって。今、生物の多様性の減少が叫ばれているし、CO2の排出が叫ばれている。その両方の解決になる仕組みとして、飛行機に乗れば乗るほど、アマゾンの森林が守られるっていう仕組みができないかなと。福田:自然マイレージね、エコマイレージ。面白い。
イアン:ANAとかもやっている「CO2排出権を買う」っていう、オフセットはあるんですけど、それってすごく実感が湧かないし。
福田:たしかにね。
イアン:そうだし、「それって本当にいいの?」っていうのがあるじゃないですか。だから「このフライトで、これだけのCO2を排出します、その分これだけのアマゾンの森林を守ります」っていう形で、多くの人が飛行機に乗れば乗るほど守られる仕組みづくりです。
福田:いいと思う。面白い。やろうよ!
イアン:そこで誰がそのストーリーの主人公になれば、みんなに広まるのかなと思った時、福田さんだって。僕は環境にどっぷりだし、そういう人が旗を上げても、伝わりづらいかなと。福田さんはよくフライトに乗られるじゃないですか。経営者の方々が結構フライトに乗られるので、そういう人たちが集まって。
福田:そのアイデアで、僕がつなげられる人に会いに行こう。
イアン:本当ですか。フライトに乗って、アマゾンの森林を守るよっていうアイデアに対して、ノーを言う人、いないと思うんですよ。
福田:あ、「その企画を進めます」っていう、spiralclubの連載にしようかな。「今月は進みませんでした」もあるかもしれないけど、どこそこのエアラインに行ったよとか。
イアン:それは面白い! ぜひお願いします。今日は本当に、いろいろと勉強になりました。ありがとうございます。
福田:いえ、こっちが勉強になった。ありがとうございます。僕にできることでしたら、これからもよろしくお願いします。
(了)
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